どうも、小柴ねこです!
この記事では、論理的かつ読みやすい文章で、問題解決の能力の育て方を教えてくれる本、『世界一やさしい問題解決の授業』をご紹介します。
【著者のプロフィール】
著者の渡辺健介さんは、イェール大学卒業(経済専攻)、同年マッキンゼー・アンド・カンパニー東京オフィスに入社。ハーバード・ビジネススクール卒業、同年マッキンゼー・アンド・カンパニーニューヨークオフィスへ移籍。同社を退社後、デルタスタジオを設立しています。『世界一やさしい問題解決の授業』は、25カ国、15言語以上で発売の世界的ベストセラーです。
【本の概要】
この本には、世界的なコンサルティング会社であるマッキンゼーで活用されていた、問題解決の思考法が、中高生にも理解できるやさしい言葉で書かれています。
1限目、2限目、3限目の3部構成で、例としての「問題」がストーリー仕立てで提示されており、その具体的な解決法が、読み進めるにつれて自然に頭に入っていくことでしょう。
それは、1度身につければ、自分自身に起きている実際の様々な問題解決にも応用がきく考え方です。
【私が読んで思ったこと】
これほどまでに平易に書かれていて、しかもずっと役立つ思考法が、この1冊に凝縮されていることに、お得感しか感じられません。
本自体は、100ページちょっとですらすら読める薄いものですし、何回も読み返すのも苦にならないです。
「はい、いいえの木」や「よい点、悪い点」リストなど、ものすごくわかりやすいのに、目から鱗の手法が掲載されています。
私も実際にこれらの思考法を使って、リアルな問題解決に役立たせることができました。
【評価】
問題に直面して、解決策を練る機会があるのなら、ぜひ読んでみることをおすすめする当たり本です!
★5(5段階評価)