どうも、小柴ねこです!
この記事では、私たちは全員創造的であり、いくつかのシンプルなツールを使えば、誰でももっと創造的になれる、というテーマに基づき、様々なツールを教えてくれる本、『新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。』をご紹介します。
【著者のプロフィール】
著者のジュリア・キャメロンさんは、25年以上にわたって、創造性を育てる方法論「アーティスト・ウェイ」を語り、ご自身も35年以上、アーティストとして活躍しています。ハリウッド映画、テレビのライターやディレクター、インディペンデンド映画やドキュメンタリーの監督など、その活動は多岐にわたります。ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、ローリング・ストーン、ヴォーグといったさまざまな媒体にも寄稿。ノースウエスタン大学では、シナリオと小説のワークショップ「神の気分」を主宰し、自らの創造性を妨げないテクニックを教えています。
【本の概要】
この本では、誰の中にも「アーティスト・チャイルド」が住んでおり、その創造性を阻む様々な要素にどう対処するか、また創造性を回復するには何をすればよいかが、具体的に書かれています。
創造性回復の基本ツールとしては、「モーニング・ページ」と「アーティスト・デート」が紹介されています。
その他、「安心感を取り戻す」「本来の自分を取り戻す」といった内容を、ワークショップ形式で本を読みながら、体験していくことができます。
【私が読んで思ったこと】
この本には、スピリチュアル的な言葉も端々に含みつつ、全体としては、具体的な言葉が書かれています。そこには挫折した、あるいは苦難に直面している、芸術を志す人々を助けるパワーがあると感じました。
作者が、寄り添って、励ましてくれるような。
読むうちに、前向きな気持ちになれるような、良書です。
私が特にいいなと思ったのは、「モーニング・ページ」の継続です。
これは、脳の排水のような効果があり、3ページほどの手書きで、意識の流れをありのままにつづるものです。
毎朝起きて、ただただ手を動かして、今の気分を書く。
誰に見せるわけでもないし、正直な心を書く。
明るい気持ちも、不安な気持ちも、なんでもいいのです。
本では3ページと書かれていましたが、別に数行でもいいし、夜に書いたっていいと思います。私は自己流にアレンジしています。
【評価】
この本を一通り読んで、内容を実践していったら、自分の中の、創造をしたがっている子供を、元気にさせてあげられることでしょう!
★5(5段階評価)