書評『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』読書が苦手な人にもおすすめしたい目標達成本!

2020/10/11

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やり抜く人の9つの習慣

どうも、小柴ねこです!

この記事では、薄くて読みやすくて具体的な内容で、心理学的に正しい目標達成の方法を教えてくれる本、『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』をご紹介します。

【著者のプロフィール】

著者のハイディ・グラント・ハルバーソンさんは、社会心理学者で、コロンビア大学モチベーション・サイエンス・センター副所長。モチベーションと目標達成の分野の第一人者で、「ハーバード・ビジネス・レビュー」「ハフィントンポスト」「サイコロジー・トゥデイ」「フォーブス」などへの寄稿多数。

【本の概要】

この本は、「ハーバード・ビジネス・レビュー」において歴代最多の閲覧数を記録した投稿に加筆したものです。

成功者と呼ばれる人たちについて、「才能が成功に導いた」のではなく、「ある種の思考や行動によって、自らを成功に導いている」と述べています。

そして、目標達成をできる人に共通する思考や行動を、「9つの習慣」として紹介しています。

【私が読んで思ったこと】

まず思ったのが、「容易に読める文章を書くには、そのことについて本当にわかっていなければいけない」という、どこかで学んだ知識でした。

本書は、実に読みやすいです。それでいて、浅くない。専門家の方が、かみくだいて、目標達成のためのやる気も出してくれる本を書いてくれた。そんな印象です。

翻訳をされている林田レジリ浩文さんも、うまい方なのでしょう。翻訳が下手だと、せっかく良い内容でも、頭に入りづらかったりするのですが、この本は、すらすら読める。

中学生ぐらいの方にも、参考にできるのではないでしょうか。

使える部分は多数あるのですが、私は、目標達成の切り札として紹介されている「if-thenプランニング」を日常でもよく使うようになりました。
シンプルに、「もしこうなったら、こうする」という意味のやり方ですが、効果は高いです。

こんな風に、簡単でも目標達成に役立つ知識を、この本からは多く学べます。

【評価】

折に触れて、何度も手に取りたくなるお守りのような1冊です。
★5(5段階評価)

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自由と犬と猫を愛する、おひとり様女性。文を書いたり、絵を描いたりするのが得意。「推しモノブログ!」は、小柴ねこが実際に使用しておすすめの、ガジェット・本・アプリ・サービス等を紹介するブログです。

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